FKトスノ(ロシア語: Футбольный клуб "Тосно")は、ロシアのレニングラード州トスノをホームタウンとしたサッカークラブである。
2003年、レニングラード州からプロサッカーリーグに参加していたFK SvetogoretsとFK Pikalyovoが撤退した。2012年にレニングラードにプロクラブを創設する計画があったが、財政的な理由などにより実現しなかった。翌年、FORT Groupの支援を受け、プロサッカークラブ「FKトスノ」創設が決定され、同年6月13日にセカンドディビジョン参入が承認された。
デビューシーズンとなった2013-14シーズンは、ロシア・カップでプレミアリーグ所属のウラル、スパルタク・モスクワを破り、準々決勝に進出した。リーグ戦でも西地区で優勝し、ナショナルリーグ(実質2部)に昇格した。
2017年4月、チェルターノバと提携した。
同年5月6日、ナショナルリーグでFKネフテヒミクに勝利して2位以上を確定し、プレミアリーグ初昇格を果たした。
2017-18シーズンは、ロシア・カップではFKアヴァンガルト・クルスクを下して初優勝したものの、リーグ戦は15位に終わり、わずか1年でナショナルリーグ降格となった。また、UEFAライセンスの問題でUEFAヨーロッパリーグ 2018-19への出場権も喪失し、カップ戦で優勝しながらナショナルリーグに降格するのはロシアサッカー史上初の出来事となった。
クラブは財政問題を抱えており、2018年5月30日に2018-19シーズンのナショナルリーグのライセンスが発行されないことが決定された。クラブはプロフェッショナル・フットボールリーグのライセンス取得に動いていたが、同年6月9日に解散を発表した。