RCDエスパニョール・フェメニ(RCD Espanyol Femení)は、スペイン・カタルーニャ州バルセロナ県バルセロナに本拠地を置く女子サッカーチーム。RCDエスパニョールの女子サッカー部門であり、1970年に設立された。2021-22シーズンはセグンダ・ディビシオン・フェミニーノ(2部)に属している。

History

2010年のコパ・デ・ラ・レイナ優勝時

1970年に創設された、スペインの女子サッカー界の先駆者的クラブのひとつである。1989年にはコパ・デ・ラ・レイナで決勝に進出したが、アニョルガKKEに敗れて準優勝だった。1996年にはコパ・デ・ラ・レイナで初優勝し、1997年には2連覇を達成した。2005-06シーズンにはプリメーラ・ディビシオン・フェメニーナで初優勝し、コパ・デ・ラ・レイナと合わせて2冠を達成した。

2006-07シーズンにはUEFA女子チャンピオンズリーグに初出場し、グループリーグ敗退という結果だった。2009年・2010年・2012年にもコパ・デ・ラ・レイナで優勝している。2012年は6回目の優勝であり、レバンテUDフェメニーノと並んで優勝回数歴代トップに躍り出た。2017年には日本代表の品田彩来が加入した。

エスパニョールBウィメンは、スペイン、バルセロナを拠点とするエスパニョール女子サッカーチームのBチームである。2020年に設立され、スペイン女子サッカーリーグのセグンダ・ディビシオンに所属している。ホームスタジアムは、バルセロナにあるエスタディオ・ダニエル・ヘル・アレナス。

チームは、主にエスパニョール女子サッカーチームのアカデミー出身選手で構成されており、将来のトップチーム入りを目指して活躍している。2022-23シーズンは、セグンダ・ディビシオンで3位となり、昇格プレーオフに進出。しかし、準決勝でバルセロナBに敗れ、昇格はならなかった。

チームの注目選手には、スペインU-19女子代表のミッドフィールダー、ラウラ・ナバーロや、スペインU-17女子代表のフォワード、アネー・デルガドなどがいる。