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クルブ・スポルト・マリティモMH M(ポルトガル語: Club Sport Marítimo MH M)は、ポルトガル領マデイラ諸島の都市フンシャルに本拠地を置くサッカークラブ。CDナシオナルとの試合はマデイラ・ダービーとして知られる。2009年1月から2010年6月まで相馬崇人が在籍していた。2019年7月23日、日本代表FW前田大然の期限付き移籍による加入を発表した。
ポルトガルの他の多くのクラブ同様、CSマリティモはサッカー部門以外にも多数のスポーツチームを持つ総合スポーツクラブである。最も成功を収めているとみられているのはバレーボールであるが、その他にもハンドボールや女子バスケットボールやフットサルが国内の強豪として知られている。さらには陸上競技、フィギュアスケート、釣り、空手、カートレース、ラリー競技、新体操、ローラーホッケー、ラグビー、水泳の部門がある。日本プロサッカーリーグのFC大阪とクラブ提携をしている。
マリティモは、1910年9月20日にClub Português de Sport Marítimoとして創立された。チームカラーには当時新設された共和党の旗の色である赤と緑が採用された。これは、ライバルであるClub Sports da Madeira、彼らは15日前に廃止された王国旗の色である青と白をチームカラーにしていたのたが、その彼らと区別するためである。
マリティモの由来は、英語のmaritime(海運の意)からきている。これは当時の選手達の多くが近くのフンシャルドックで働いていたということに由来している。