FKズヴィイェズダ09(FK Zvijezda 09)は、ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国ビイェリナをホームタウンとするサッカークラブである。

History

2009年にビイェリナのエトノ・セロ・スタニシチ (Etno Selo “Stanišići”) で創設された。クラブの基となったのはユーゴスラビア崩壊とボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の前に存在していたヴァレシュ(英語版)のブルグレをホームタウンとしたFKズヴィイェズダ・ブルグレ (FK Zvijezda Brgule) である。木々に覆われたズヴィイェズダ山に由来するズヴィイェズダ・ブルグレは1980年1月14日にペロ・スタニシッチ (Pero Stanišić) によって創設され、イリヤシュ市リーグに参加、後にヴィソコ市リーグに移ったが、紛争後に解散した。

2010-11シーズンにスルプスカ共和国 (RS) の6部リーグに参加、毎シーズン上位リーグに昇格し続け、2014年に同2部のドルガ・リーガRS、2015年に同1部のプルヴァ・リーガRSに昇格した。

2018年にプルヴァ・リーガRSで優勝、プレミイェル・リーガに初昇格した。プレミイェル・リーガでのデビュー戦となった2018-19シーズン第1節でムラドスト・ドボイ・カカニと引き分けて初の勝ち点を獲得、第13節のスロボダ・トゥズラ戦で初勝利を挙げた。

FKズビエズダは、ボスニア・ヘルツェゴビナ北部の町ビハチをホームタウンとするサッカークラブである。1922年に創設され、現在はボスニア・ヘルツェゴビナ・プレミイェル・リーガに所属している。

ズビエズダは、ボスニア・ヘルツェゴビナを代表するクラブの一つであり、国内リーグで5回の優勝、国内カップで4回の優勝を誇る。また、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグにも出場経験がある。

ズビエズダのホームスタジアムは、ビハチにあるグラドスキ・スタディオンである。収容人数は5,000人である。

ズビエズダのライバルチームは、同じビハチをホームタウンとするNKイェディンストヴォ・ビハチである。両チームの対戦は、ビハチ・ダービーと呼ばれ、非常に盛り上がる。

ズビエズダの歴代所属選手には、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のハルディン・カリチや、クロアチア代表のダヴォール・シュケルなどがいる。