アベジャネーダセントラル

アベジャネーダセントラルは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに本拠を置くプロバスケットボールチームです。アルゼンチンのトップリーグであるリーガ・ナシオナル・デ・バスケトボルに所属しています。

アベジャネーダセントラルは、1915年にアベジャネーダ市のスポーツクラブ「クラブ・アトレティコ・アベジャネーダ」によって設立されました。1930年代にリーガ・ナシオナル・デ・バスケトボルに加盟し、1941年に初優勝を果たしました。その後も1943年、1944年、1945年、1946年、1947年と6連覇を達成しました。

1950年代以降は、アベジャネーダセントラルは低迷し、リーガ・ナシオナル・デ・バスケトボルから降格することもありました。しかし、2000年代に入ると再び強豪チームとして復活し、2008年に2度目の優勝を果たしました。その後も2010年、2012年、2016年と3度の優勝を果たしており、リーガ・ナシオナル・デ・バスケトボルで最も成功したチームのひとつとなっています。

アベジャネーダセントラルは、アルゼンチン代表チームにも多くの選手を輩出しており、1950年のワールドカップで優勝したチームにもアベジャネーダセントラルの選手が数多く名を連ねました。また、アベジャネーダセントラルは南米バスケットボール連盟主催の大会にも出場しており、2019年には南米クラブ選手権で優勝を果たしました。

アベジャネーダセントラルは、ブエノスアイレスにあるエスタディオ・パナタネアスをホームアリーナとして使用しています。エスタディオ・パナタネアスは1951年に建設され、収容人数は12,000人です。アベジャネーダセントラルの試合は、アルゼンチン国内だけでなく、南米各国でも人気が高く、エスタディオ・パナタネアスは常に満員になります。