バレーボールギリシャ男子代表は、バレーボールの国際大会で編成されるギリシャの男子バレーボールナショナルチームである。

History

1951年に国際バレーボール連盟へ加盟。初出場の1967年欧州選手権は出場国中最下位の20位であった。1980年代に入り、1986年世界選手権に初出場を果たすと、翌1987年欧州選手権でチーム最高位の3位入賞を果たした。

1990年に国内リーグが現行のギリシャA1リーグとなり、欧州屈指のプロリーグとして盛んになるにつれて外国人監督を招聘したナショナルチームも強化が進み、初の開催国を務めた1994年世界選手権では地元の大声援を受けて6位入賞。

2004年アテネオリンピックは初出場ながら5位と健闘を見せ、2005年欧州選手権でも1987年の3位に次ぐ6位と好成績を収めた。しかし、その後は低迷し、1994年から連続出場していた世界選手権は2010年世界選手権大陸予選2次ラウンドで敗退し、20年ぶりに出場権を失った。

2010年1月、JTサンダーズを2年間率いたゴードン・メイフォースが代表監督に就任。チームの再建を目指したが、2011年欧州選手権予選3次ラウンド・プレーオフでトルコに2連敗を喫し、2001年大会以来10年ぶりに欧州選手権の出場権も失う結果となった。