シンガポール

シンガポール代表サッカーチーム（英語: Singapore national football team）は、シンガポールサッカー協会（英語: Football Association of Singapore）によって構成される、シンガポールのサッカーのナショナルチームである。アジアサッカー連盟(AFC)の加盟国であり、ASEANサッカー連盟(AFF)に加盟している。FIFAワールドカップ、AFCアジアカップに出場したことはないが、AFF三菱電機カップでは4度の優勝を誇る。

シンガポール代表は1948年に初出場し、マレーシア代表に0-9で敗れた。1953年には東南アジアサッカー選手権（当時はマラヤカップ）で初優勝を果たし、1958年と1966年に2度目の優勝を果たした。1974年にはアジア競技大会で銅メダルを獲得した。

1990年代には、シンガポール代表は急速に力をつけ、1994年のタイガーカップで3度目の優勝を果たした。1998年には東南アジアサッカー選手権で4度目の優勝を果たした。2004年にはAFCアジアカップ2007の予選で、日本代表、バーレーン代表、インド代表と同組となり、日本代表に1-4、バーレーン代表に1-2、インド代表に2-0で勝利し、グループ2位で本大会出場を決めた。

2007年のAFCアジアカップでは、グループリーグでヨルダン代表に0-1、オーストラリア代表に0-4、オマーン代表に0-3で敗れ、グループリーグ敗退となった。2012年の東南アジアサッカー選手権では、グループリーグでマレーシア代表に0-3、ベトナム代表に0-1、ミャンマー代表に4-0で勝利し、グループ1位で準決勝に進出した。準決勝ではフィリピン代表に0-1で敗れたが、3位決定戦でインドネシア代表に2-1で勝利し、3位となった。

2018年の東南アジアサッカー選手権では、グループリーグでタイ代表に0-2、フィリピン代表に1-0、インドネシア代表に2-1で勝利し、グループ1位で準決勝に進出した。準決勝ではマレーシア代表に1-2で敗れたが、3位決定戦でベトナム代表に3-1で勝利し、3位となった。

シンガポール代表のホームスタジアムは、シンガポール・ナショナルスタジアムである。