シンガポール

シンガポール代表は、シンガポールサッカー協会によって編成されるシンガポールの男子サッカーナショナルチームである。アジアサッカー連盟(AFC)に所属し、ホームスタジアムはシンガポール国立競技場である。

シンガポールサッカー協会は、1892年に設立された。1952年にFIFAに加盟し、1953年にAFCに加盟した。1954年にマレーシアと合併してマラヤ連邦を結成し、1963年にマラヤ連邦がマレーシアに改称された後は、マレーシア代表として国際大会に出場していた。1965年にシンガポールがマレーシアから独立すると、シンガポール代表として国際大会に出場するようになった。

シンガポール代表は、これまでFIFAワールドカップに出場したことがない。AFCアジアカップには、4回出場しているが、いずれもグループリーグで敗退している。東南アジアサッカー選手権には、14回出場しており、4回優勝している。

シンガポール代表の歴代最多出場選手は、バレスティエ・カルサFCに所属するダニエル・ベネットである。ベネットは、2002年から2017年までシンガポール代表として147試合に出場し、34得点を挙げている。シンガポール代表の歴代最多得点者は、ゲイラン・インターナショナルFCに所属するファズル・ナワズである。ナワズは、1990年から2007年までシンガポール代表として52試合に出場し、27得点を挙げている。

シンガポール代表の監督は、タタン・ファルークである。ファルークは、2013年からシンガポール代表を率いており、2018年の東南アジアサッカー選手権で優勝に導いた。