結果

Bリーグ2 04/21 03:30 32 [6] 岩手ビッグブルズ v 青森ワッツ [4] W 83-76
Bリーグ2 04/20 08:00 32 [6] 岩手ビッグブルズ v 青森ワッツ [4] W 87-86
Bリーグ2 04/14 05:00 31 山形ワイヴァンズ v 岩手ビッグブルズ W 65-79
Bリーグ2 04/13 07:00 31 [3] 山形ワイヴァンズ v 岩手ビッグブルズ [6] L 87-72
Bリーグ2 04/07 04:00 30 [6] 岩手ビッグブルズ v アルティーリ千葉 [1] L 64-73
Bリーグ2 04/06 08:00 30 [6] 岩手ビッグブルズ v アルティーリ千葉 [1] L 71-89
Bリーグ2 03/31 04:00 29 [6] 岩手ビッグブルズ v 新潟アルビレックス [7] W 92-75
Bリーグ2 03/30 08:00 29 [6] 岩手ビッグブルズ v 新潟アルビレックス [7] W 77-61
Bリーグ2 03/27 10:00 28 [4] 山形ワイヴァンズ v 岩手ビッグブルズ [6] L 87-85
Bリーグ2 03/24 04:00 27 [6] 岩手ビッグブルズ v 越谷アルファーズ [2] L 78-84
Bリーグ2 03/23 06:00 27 [6] 岩手ビッグブルズ v 越谷アルファーズ [2] L 72-82
Bリーグ2 03/20 05:00 26 [1] 滋賀レイクス v 岩手ビッグブルズ [6] L 75-56

岩手ビッグブルズ(いわてビッグブルズ、英: Iwate Big Bulls)は、日本のプロバスケットボールチーム。B.LEAGUE B2 東地区所属。ホームタウンは岩手県盛岡市。2010年創設。

History

bjリーグ参入まで

2010年、日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)参入を目指して、岩手プロバスケットボール設立準備発起人会を設立し、8月10日にbjリーグへ参入申請書を提出。8月26日に2011-12シーズンからのbjリーグ参入が決定した。9月に岩手プロバスケットボール設立準備委員会を設立し、12月1日にチーム運営会社「株式会社岩手スポーツプロモーション」として法人化。

2011年1月にチーム名公募を開始し、3月8日に一般公募1569件の中から選ばれたチーム名「岩手ビッグブルズ」を発表。5月19日にチームカラー、チームロゴ、ヘッドコーチを発表した。

bjリーグ

2011-12シーズン

初代ヘッドコーチ(HC)にギリシャ出身のブライキディス・ブラシオスが就任。6月のbjリーグドラフト会議では「走れるチーム。岩手にあるチームとして地元の選手も育てていく」をコンセプトに、前トヨタ自動車の寒竹隼人や前鹿児島の並里祐、岩手県出身の山本吉昭と千葉慎也、岩手大学出身の野上淳史を指名した。その他に岩手県出身で前秋田の澤口誠、高田慶太と外国人選手5名(アメリカ人4名、韓国人1名)を獲得し開幕を迎えた。

開幕5連敗を喫した後、10月30日の埼玉戦で初勝利したが前半は最下位に低迷。1月18日、ブラシオスHCが家族の事情のため退任し、冨山晋司アシスタントコーチ(AC)がHC代行に就任。その後元滋賀アシスタントGMの井口基史がGMに就任。シーズン終盤に4連勝するなど好調を維持しプレイオフ進出一歩手前の東7位まで順位を上げシーズンを終えた。

2012-13シーズン

「全国制覇」をスローガンに掲げ、HCに前シーズン琉球を優勝に導いた桶谷大を招聘。月野雅人、高橋憲一、仲村直人、レジー・オコーサ、ディリオン・スニード、ローレンス・ブラックレッジ、カルロス・ディクソンら他チームで実績を残している選手を獲得しシーズン開幕を迎えた。開幕8連勝を記録するなど好調を維持し前半戦首位で折り返した。後半戦は外国人選手の故障や出場停止などが相次ぎ東4位に順位を下げたが、参入2年目で初のプレーオフ進出が決定。プレーオフファーストラウンドはホームで東5位の秋田と対戦し、第1戦に勝利したが、2、3戦目に敗れて敗退した。

2013-14シーズン

桶谷体制2シーズン目。与那嶺翼、スクーティー・ランダル、ジョシュ・ペッパーズらが加入。開幕戦で新規参入チームの青森に敗れてシーズンが始まったが、12月から2月にかけて10連勝を記録して上位争いに加わる。シーズン終盤にも首位(対戦当時)の秋田戦連勝を含むチーム記録の12連勝を記録し、レギュラーシーズン過去最高の東2位でプレーオフに進出。カンファレンスセミファイナルはホームで東3位の秋田と対戦。接戦となった第1戦77-80で落とすと翌日の第2戦も59-82で完敗し、前シーズンに続いて秋田にファイナルズ進出を阻まれた。

2014-15シーズン

桶谷体制3シーズン目。山本吉昭や高橋憲一等が退団し、寒竹隼人(復帰)、仲西淳、ウェイン・アーノルド、アブドゥーラ・クウソーを獲得。シーズン前半戦はリーグ新記録の19連勝を記録するなど好調を維持し首位で折り返した。後半戦は順位を落とし、東2位でプレーオフに進出。ファーストラウンドはホームで7位の福島に2連勝。翌週のカンファレンスセミファイナルはホームで6位の青森に2連勝し、有明コロシアムでのファイナルズ初出場が決定した。有明ではカンファレンスファイナルで秋田に敗戦。翌日の3位決定戦でも滋賀に敗戦し、総合4位でシーズンを終えた。

2015-16シーズン

勝久ジェフリーが新HCに就任。クウソーを除く外国人や月野、与那嶺など主力が退団。永田晃司、石川海斗、大森勇らが新加入。30勝22敗で東地区5位。プレイオフ・ファーストラウンドは東4位の新潟を破ったが、カンファレンスセミファイナルで東1位の富山に敗れた。

B.LEAGUE

2016-17シーズン(B2東地区)

従来の2つのトップリーグbjリーグとNBLに代わり発足した新リーグ・「B.LEAGUE」の参入審査で岩手は2部(B2)の東地区所属となることが決定した。上田康徳が新HCに就任。小野寺、千葉、永田、大森を除いて前シーズン所属していた選手は退団し、2014-15シーズンbjリーグファイナルズを経験した選手は小野寺と千葉の2名だけとなった。澤口誠が4シーズンぶりに復帰し、小原良公らが新加入。シーズンは開幕から8連敗を記録し、9戦目の山形戦でB2リーグ初勝利を記録した。連勝は3連勝が最高で、15勝45敗に終わり、東地区6チーム中最下位(リーグ18チーム中16位)に沈んだ。

2017-18シーズン(B2東地区)

2017年11月11日、「株式会社岩手スポーツプロモーション」が社名を「株式会社岩手ビッグブルズ」へ変更した。

シーズン開幕4連敗を記録。10月22日から連敗が続いて東地区最下位に低迷し、12月に上田康徳HCが退任した。後任に元ベトナム代表HCのドンテ・ヒルがHCに就任。連敗はヒル就任後も続き、1月28日の群馬戦に勝利して24連敗でストップした。最終盤にも12連敗を喫し、通算7勝53敗でリーグ最下位となり、B2・B3入れ替え戦にまわることとなった。横浜アリーナで行われたB3優勝の八王子との入れ替え戦は前半終了時31-39。後半差を拡げられ、55-83で敗れ、B3降格が確定した。

B3リーグ

2018-19シーズン

HCに岡田修が就任したが、成績不振によりシーズン途中で解任される。2018年年末の試合から、吉田優磨ACがHC代行として指揮を取る事になった。また初代主将の山本吉昭がアドバイザリーコーチに就任した。ファーストステージ3勝9敗。レギュラーシーズン7勝29敗。ファイナルステージ6勝6敗で総合順位は10チーム中7位となった。

経営面では2019年8月発表第9期決算で黒字を達成した。

2019-20シーズン

永田晃司が選手兼HC、吉田優磨がアソシエイトヘッドコーチ(AHC)に就任。山本吉昭がアドバイザリーコーチ兼任でGMに就任した。B3リーグは今季からステージ制が廃止された。開幕3連敗を喫したが、直後に1敗を挟んで8連勝と13連勝を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりシーズン打ち切りとなるまでの成績は29勝11敗で、優勝した佐賀と1勝差の4位となった。

2020-21シーズン

永田HC、山本GMが退団し、吉田優磨が新HCに就任。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2021年1月に開幕。26勝14敗で11チーム中5位だった。

2021-22シーズン

吉田体制を継続。HC代行期、AHC期を含めて4シーズン目で、クラブ史上最長となる。28勝21敗で15チーム中8位だった。シーズン途中の2月に鈴木裕紀がアナリストとして入団した。

2022-23シーズン

新HCに鈴木裕紀、新GMに篠原滋が就任。吉田前HCは役職を変更し、3シーズンぶりにAHCとなった。シーズン当初より好調を維持し、静岡、埼玉、鹿児島と首位を争う。2023年3月の静岡との首位攻防戦に連勝してからは首位をキープし、4月1日にクラブ史上初となるB3リーグレギュラーシーズン年間1位となった。また、プレーオフにて決勝進出を果たし6年ぶりのB2昇格を決めた。

2023-24シーズン

このシーズンは結果的に東地区6位、全体でもB3リーグへの降格圏となる下位2チームとなることが確定した。

岩手ビッグブルズは、岩手県を本拠地とする日本のプロバスケットボールチームである。BリーグのB3リーグに所属している。

チームは2006年に創設され、2016年にBリーグに加盟した。ホームアリーナは岩手県営体育館である。

チーム名は、岩手県の県獣である「岩手山ウサギ(岩手ビッグブル)」に由来している。チームカラーは青と黄である。

チームの目標は、B2リーグ昇格である。また、岩手県内でのバスケットボールの普及にも力を入れている。

チームの主な選手は、キャプテンの菊池祥平、得点王のアーロン・ハイタワー、アシスト王の川村卓也などである。

岩手ビッグブルズは、岩手県初のプロバスケットボールチームである。チームの活躍は、岩手県内のバスケットボールファンにとって大きな希望となっている。