スケジュール

Bリーグ1 04/27 04:35 - 島根スサノオマジック vs 広島ドラゴンフライズ - View
Bリーグ1 04/28 04:35 - 島根スサノオマジック vs 広島ドラゴンフライズ - View
Bリーグ1 05/04 06:05 - 大阪エヴェッサ vs 島根スサノオマジック - View
Bリーグ1 05/05 06:05 - 大阪エヴェッサ vs 島根スサノオマジック - View

結果

Bリーグ1 04/20 06:05 - [2] 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ v 島根スサノオマジック [3] L 93-63
Bリーグ1 04/19 10:05 - [2] 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ v 島根スサノオマジック [3] L 100-85
Bリーグ1 04/17 10:05 - [8] 京都ハンナリーズ v 島根スサノオマジック [3] W 80-92
Bリーグ1 04/14 04:35 - 島根スサノオマジック v 琉球ゴールデンキングス W 77-73
Bリーグ1 04/13 04:35 - [3] 島根スサノオマジック v 琉球ゴールデンキングス [1] L 66-80
Bリーグ1 04/10 10:05 - [4] 広島ドラゴンフライズ v 島根スサノオマジック [3] W 61-70
Bリーグ1 04/07 04:35 - [3] 島根スサノオマジック v 仙台エイティナイナーズ [6] L 92-95
Bリーグ1 04/06 04:35 - [3] 島根スサノオマジック v 仙台エイティナイナーズ [6] W 84-77
Bリーグ1 03/31 05:05 - [7] 長崎ヴェルカ v 島根スサノオマジック [3] W 81-85
Bリーグ1 03/30 07:05 - [7] 長崎ヴェルカ v 島根スサノオマジック [3] L 74-67
Bリーグ1 03/27 10:05 - [3] 島根スサノオマジック v 佐賀バルーナーズ [5] L 64-66
Bリーグ1 03/24 06:35 - [5] 名古屋ファイティングイーグルス v 島根スサノオマジック [3] W 75-97

島根スサノオマジック(しまねスサノオマジック、英: Shimane Susanoo Magic)は、日本のプロバスケットボールチーム。B.LEAGUE B1 西地区所属。ホームタウンは島根県松江市。2010年創設。

History

リーグ参入まで

松江は全国に先駆けミニバスケが普及された土地であり、若年層における競技人口割合も全国屈指で、現在でもバスケが盛んな土地でもある。古くは松江工業高校が1960年および1968年のインターハイ優勝、男女とも国体で好成績をあげており、「バスケ王国」と呼ばれた頃もあった。

2000年代全国に広がった地域密着ブームの流れを受け、バスケで地域を盛り上げようと2007年6月にbjリーグへの参加を表明、株式会社島根スポーツ振興会(しまねスポーツしんこうかい)を立ち上げ申請を行ったが、準備不足のため落選した。その後協賛団体を集め、2009年4月に再申請を行った。同年7月、支援団体「島根県スポーツ地域振興推進会」が設立され、最後の懸念材料であった官民のサポートが受けられる事が決まった。

2009年8月、bjリーグ加盟および2010/11シーズンからのリーグ参加が正式決定した。

2009年11月、公募でチーム名を決定し「島根スサノオマジック」となった。チーム名決定に伴い、運営母体の社名も株式会社山陰スポーツネットワークに変更、チームロゴの制作へと動き出した。同年12月、県内の学生有志が提案した26案の中から松江市出身の島根大学生のものにロゴが決定した。翌2010年5月、全国から寄せられた102点からマスコットを選定、島根デザイン専門学校生がデザインした「すさたまくん」に決定した。

bjリーグ

2010–11シーズン

2010年5月、2006年世界選手権で日本代表を率いたジェリコ・パブリセヴィッチが初代HCに就任した。

2010年6月のドラフト会議(エクスパンションドラフト、育成ドラフト含む)では山陰地方にゆかりのある仲西翔自、横尾達泰、曳野康久、山本エドワードの4名を指名する。8月30日、現役日本代表選手の石崎巧と契約する。同選手はbjリーグのトライアウト及びドラフト会議に参加していないため、本来のルールでは2010–11シーズン当初からbjリーグのチームと契約してプレーすることは不可能であるはずであったが、コミッショナー裁定による特例で契約に至った。

2011年3月東日本大震災の影響でレギュラーシーズン数試合休止した。終盤まで主に大分とプレイオフ進出を争い、最終的に西地区6位でプレーオフに進出したが、ファーストラウンドで西地区3位の福岡に2連敗で敗退した。個人タイトルとしては石崎がベスト5、ジェラル・デービスがブロックショット王を受賞した。

2011–12シーズン

2011年7月、前シーズンの得点力不足を解消するためbjリーグ3シーズン連続得点王のマイケル・パーカーを、同年8月に東京の活動休止を受け仲摩匠平の兄である仲摩純平を獲得する。一方で初年度のチームを支えた石崎はドイツ2部のBVケムニッツ99(ドイツ語版)へ移籍した。

同シーズン、2年連続でプレーオフ進出を決めたものの、ファーストラウンドで西地区3位の京都に1勝1敗、最終決定戦で1点差で敗れた。個人タイトルとしては、パーカーが得点王、デービスが2年連続でブロックショット王、山本がMIPを受賞した。

2012–13シーズン

このシーズンから日本人の出場時間を増加させるため、外国人選手枠が狭まることになった。前年度から活躍したパーカーやデービスを残留させる一方で、大分の経営悪化に伴い波多野和也を、ジェリコが日本代表監督時代に指導した佐藤浩貴などを補強した。

レギュラーシーズン3位と過去最高の成績を収め、プレーオフ地区1回戦では浜松相手に2連勝と初めて1回戦を突破したものの、地区準決勝では福岡を相手に2連敗を喫しプレーオフで敗退した。同シーズンを持ってパブリセヴィッチHCは退任した。

2013–14シーズン

2013年、次のヘッドコーチとして、パナシナイコス時代にパブリセヴィッチの下でコーチ経験があり、岩手元HCであるブライキディス・ブラシオスが就任し、前HCの路線を引き継いでいく。

デービス以外の外国人が退団。前季までのチーム得点王パーカーの穴を埋めるべく、横浜の2012-13シーズン優勝メンバーでありブラシオスHCが岩手HC時代に指導したトーマス・ケネディとショーン・マロイが加わる。チーム方針の継続と、デービスら既存戦力と新戦力との融合への期待から開幕前時点での評価は一部マスコミで高かったが、結果的にチームは開幕から7連敗、ホーム初勝利までに2ヶ月近くかかるほど下位に低迷。HCと攻撃の柱の交代が裏目に出る形となった。シーズン途中にケネディと契約解除することになり、T・J・カミングスと契約したその後も低迷を続ける。その後地区最下位になったことを受け、2014年1月にブラシオスHCが解任された。

2014年1月、これを受け日本リーグでプレー経験もあるレジー・ハンソンが新HCに就任した。しかし守備を中心に立て直しを図るものの、デービスら主力に怪我人が続出したこともあり、シーズン後半にかけて13連敗を記録した結果、チーム史上初の最下位に沈んだ。シーズン終了後、ハンソンHCがチームを立て直したと一定の評価をし契約延長することになった。

2014–15シーズン

前シーズンの在籍選手13名中、デービス、マロイ、カミングス、トーマス、朴航生、波多野和也、川辺泰三、薮内幸樹、仲摩匠平、新里智将の10名が退団。日本人の新加入選手は前つくばの河相智志、前大分の高田秀一、松江市出身で前三菱電機の安部潤、トライアウトに合格した前高松の問雅臣および前琉球練習生の新城貴史の5名。外国人はジョー・チャップマン、ビンゴ・メディエックス、ジェームス・パジェット、アイザイア・ブラウンの4名と契約。選手を大幅に入れ替え、守備を重視しつつ得点力を高める補強を行い、チームワーク&ハードワークのスローガンを掲げて開幕を迎えた。

開幕後は得点力不足に悩まされ、前シーズンを上回る11連敗を喫して最下位に低迷、この11試合中7試合で得点が70点未満だった。11月9日の福島ファイヤーボンズ戦で初めて80得点以上を記録して83-63でシーズン初勝利をあげたが、試合後にハンソンHCを解任し森山知広ACがHC代行に就任することが発表された。森山代行就任直後は5連敗を喫したが、12月は年末の5連勝を含む月間6勝2敗の成績で最下位を脱出し、8位に順位を上げた。1月から4月も計14勝12敗と勝ち越してレギュラーシーズン最終順位ウエスタン6位で2シーズンぶりのプレーオフ進出が決定した。プレーオフ・ファーストラウンドは3位の浜松と対戦し、2連敗で敗退した。

2015–16シーズン

森山HC代行が退団し、ライジング福岡のHCに転身した。新HCに前横浜HCの勝久マイケルが就任し、ジョシュ・デービス、ウェイン・マーシャル、スクーティー・ランダルらを補強した。

開幕から4連勝のスタートを切り、11月から12月にかけて11連勝して首位争いに加わった。3月19日の京都戦でシーズン2度目の7連勝を記録するとともに京都をかわして一時首位に立った。レギュラーシーズンの最終順位は3位で3シーズンぶりにプレーオフホーム開催権を獲得した。しかし松江で開催したプレーオフ1回戦で6位の大阪と対戦して2連敗を喫してしまい、シーズンを終えた。

B.LEAGUE

2016–17シーズン(B2西地区)

bjリーグからB.LEAGUE(B2)へ移行した初年度は開幕から5連勝と好スタートを切ると、11月から翌年3月にかけてリーグ記録となる21連勝を達成した。その後は、島根・広島・熊本の上位3チームが混戦の中、首位を維持した。4月23日の愛媛戦で勝利し、2位の広島が敗れたためプレーオフ進出と西地区優勝が決まった。

プレーオフ準決勝は広島と対戦し、第1戦は60-55で勝利、第2戦は52-53の1点差で敗れ1勝1敗となったが、第3戦を11-9で勝利してB1自動昇格を決めた。決勝では西宮に53-78で敗れ優勝を逃した。

2017–18シーズン(B1西地区)

B1に昇格した。勝久マイケルHCが退団し、新HCに前金沢HCの鈴木裕紀が就任した。チームは、岡本飛竜と山本エドワードを除く9人が退団し、B1でプレー経験のある佐藤公威や熊谷宜之など新たに10人が加入した。メンバーは、ほぼ総入れ替えとなった。

開幕前のプレシーズンゲーム第1戦は、B2広島に65-79で敗北した。序盤からリードを許し、仕上がりの遅れが目立った。第2戦は、B2福岡に71-70で接戦の末、勝利した。

開幕戦から新潟に連敗したが、3試合目で昨季王者の栃木に延長戦の末に勝利しB1初勝利を挙げた。第4節まで4勝4敗と健闘していたが、10月25日の西宮戦から9連敗を喫し地区最下位に転落。11月は0勝(6敗)と大失速した。

2018年1月1日の琉球戦から3月4日の三遠戦までリーグワーストとなる14連敗を喫し、3月28日の滋賀戦まで21連敗と低迷した。度重なる外国人選手の入れ替え、けが人続出などで苦しみ西地区最下位、3地区18チーム中でも最下位となり、残留プレーオフも1回戦で敗退しB2降格が決まった。

2018–19シーズン(B2西地区)

5月17日、鈴木HCとの契約継続を発表した。9月29日、開幕戦は逆転負けを喫したが翌日の試合でシーズン初勝利。2019年1月から2月にかけて9連勝、3月に8連勝するなど一時は首位に立ったが、最終盤に失速し43勝17敗の西地区2位で終えた。しかし、ワイルドカード争いで1位となりB2プレーオフ進出が決定した。B2プレーオフ準決勝では、信州に連敗したが、3位決定戦で熊本に連勝した。しかし、本来ならB1-B2入替戦進出だったが、B2プレーオフ優勝の信州、準優勝の群馬がB1ライセンスを持たないため、また、福岡がB2へ強制降格となったため、3位となった島根が、翌シーズンのB1自動昇格を手に入れた。

2019–20シーズン(B1西地区)

2シーズンぶりにB1に復帰。6月17日、鈴木HCとの契約継続を発表した(3年契約の3年目)。また、アシスタントコーチに山形ワイヴァンズ前監督の小野寺龍太郎が就任した。1月21日に鈴木HCがBリーグ規約違反により2か月の職務停止となったため、以降は河合竜児がアソシエイトコーチに就任して指揮を執った。鈴木は、2ヶ月後の3月23日にフロント職のGM付き特任コーチとしてクラブに復帰。シーズンは11勝30敗の西地区最下位(全体18チーム中17位)。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、B1・B2入れ替え戦を含むポストシーズンの試合が全て中止になったため、B1残留。

2020–21シーズン(B1西地区)

鈴木がHCに復帰し、河合はACとなった。佐藤公威ら10人が退団し、杉浦佑成、白濱僚祐らが新加入。開幕から10試合を戦った後、10月31日付で鈴木HCが本人の意向により辞任。HC代行は河合が務める。

2021–22シーズン(B1西地区)

元ニュージーランド代表HCで、前香川HCのポール・ヘナレが新HCに就任した。金丸晃輔、安藤誓哉、オーストラリア代表のニック・ケイが新加入し、西地区2位でホーム権をもってCSに進出するという躍進を遂げる。

CS初戦ではA東京を2-1で下しセミファイナルに進出するも琉球に0-2で敗れた。

2022–23シーズン(B1西地区)

金丸晃輔らが退団し、津山尚大、谷口大智が新加入した。

西地区2位で二年連続CSに進出するも、A東京に1-2で敗れクオーターファイナル敗退となった。

2023-24シーズン(B1西地区)

後藤翔平、阿部諒、リード・トラビスらが退団しB1の富山グラウジーズから晴山ケビン、アメリカの大学から大橋大空、ワイリー光希スカイ、琉球でのプレー経験もあるハッサン・マーティンを獲得した。


島根スサノオマジック(しまねスサノオマジック、Shimane Susanoo Magic)は、島根県松江市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム。B.LEAGUE所属。チーム名のスサノオは、島根県の英雄とされるスサノオノミコトに由来する。チームマスコットは「スサノオ」と「稲田姫」。チームカラーはブルーとグリーン。

チームは2006年に創設。2010年にBjリーグに新規参入し、2014年にはB2リーグに昇格。2016年にB1リーグに昇格したが、1年でB2リーグに降格。2018年にB1リーグに再昇格し、現在に至る。

チームのホームアリーナは松江市総合体育館。収容人数は5,000人。

チームの主な選手は、キャプテンの西川貴之、日本代表にも選出されている比江島慎、元NBA選手のニック・ファジーカスなど。

チームは、2019年に天皇杯全日本バスケットボール選手権大会で準優勝を果たしている。