スペイン セグンダ | 09/19 19:00 | 6 | [19] テネリフェ v マラガ [21] | W | 3-1 | |
スペイン セグンダ | 09/11 14:15 | 5 | [21] UDイビサ v テネリフェ [16] | L | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 09/03 19:00 | 4 | [19] テネリフェ v ラシン・サンタンデール [22] | W | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 08/27 20:00 | 3 | [13] レバンテ v テネリフェ [16] | L | 2-0 | |
スペイン セグンダ | 08/21 20:00 | 2 | [18] テネリフェ v ルーゴ [17] | D | 1-1 | |
スペイン セグンダ | 08/13 15:00 | 1 | [17] エイバル v テネリフェ [7] | L | 2-1 | |
欧州親善試合 | 08/06 17:00 | - | テネリフェ v FCカルタヘナ | D | 1-1 | |
欧州親善試合 | 08/03 17:00 | - | レアルムルシア v テネリフェ | L | 3-0 | |
欧州親善試合 | 07/31 17:00 | - | UDイビサ v テネリフェ | W | 0-1 | |
欧州親善試合 | 07/27 18:00 | - | テネリフェ v CDアトレティコパソ | W | 5-2 | |
スペイン セグンダ | 06/19 19:00 | 1 | [5] テネリフェ v ジローナ [6] | L | 1-3 | |
スペイン セグンダ | 06/11 19:00 | 1 | [6] ジローナ v テネリフェ [5] | D | 0-0 | |
スペイン セグンダ | 06/04 19:00 | 2 | [4] ラスパルマス v テネリフェ [5] | W | 1-2 | |
スペイン セグンダ | 06/01 19:00 | 2 | [5] テネリフェ v ラスパルマス [4] | W | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 05/29 18:00 | 42 | [4] テネリフェ v FCカルタヘナ [9] | L | 1-2 | |
スペイン セグンダ | 05/21 20:00 | 41 | [2] エイバル v テネリフェ [4] | L | 2-0 | |
スペイン セグンダ | 05/15 19:00 | 40 | [4] テネリフェ v マラガ [18] | L | 0-2 | |
スペイン セグンダ | 05/09 19:00 | 39 | [5] ジローナ v テネリフェ [4] | W | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 05/01 16:15 | 38 | [15] ルーゴ v テネリフェ [4] | W | 0-2 | |
スペイン セグンダ | 04/22 19:00 | 37 | [4] テネリフェ v ウエスカ [9] | D | 0-0 | |
スペイン セグンダ | 04/17 16:15 | 36 | [4] テネリフェ v フエンラブラダ [21] | W | 3-1 | |
スペイン セグンダ | 04/09 14:00 | 35 | [20] レアルソシエダB v テネリフェ [5] | W | 1-2 | |
スペイン セグンダ | 04/02 18:30 | 34 | [5] テネリフェ v レアルサラゴサ [13] | D | 1-1 | |
スペイン セグンダ | 03/27 14:00 | 33 | [12] ブルゴス v テネリフェ [4] | L | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 03/21 20:00 | 32 | [4] テネリフェ v アルメリア [2] | L | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 03/13 15:00 | 31 | [18] スポルティング・ヒホン v テネリフェ [4] | W | 1-2 | |
スペイン セグンダ | 03/05 17:15 | 30 | [4] テネリフェ v バリャドリード [3] | L | 1-4 | |
スペイン セグンダ | 02/26 15:00 | 29 | [18] ミランデス v テネリフェ [3] | L | 2-1 | |
スペイン セグンダ | 02/19 17:15 | 28 | [4] テネリフェ v UDイビサ [10] | W | 2-0 | |
スペイン セグンダ | 02/13 17:15 | 27 | [22] アルコルコン v テネリフェ [4] | W | 0-2 |
CDテネリフェSAD(Club Deportivo Tenerife, S.A.D.)は、スペイン・カナリア諸島州サンタ・クルス・デ・テネリフェに本拠地を置くサッカークラブ。2023-24シーズンはセグンダ・ディビシオン(2部)に所属する。
22,948人収容のエスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスを本拠地とする。カナリア諸島のグラン・カナリア島に本拠地を置くラス・パルマスとの対戦はカナリア諸島ダービーとして知られる。
CDテネリフェが公式に設立されたのは1912年であるが、CDテネリフェの前身となったSCテネリフェ(Sporting Club Tenerife)がその10年前から存在していたとする文献もある。1928年にスペイン全国選手権(リーガ・エスパニョーラ)が設立されたが、テネリフェは地域リーグ(ディビシオネス・レヒオナレス)でのプレーを続け、セグンダ・ディビシオン(2部)に初昇格したのは1953年のことだった。
1961-62シーズンにはプリメーラ・ディビシオン(1部)に初参戦したが、すぐにセグンダに降格し、その後の27シーズンは主にセグンダに在籍。セグンダ・ディビシオンB(1978年創設、現3部相当)やテルセーラ・ディビシオン(現4部相当、1977年以前は3部相当)でもプレーした。1986年に2度目のセグンダB降格を喫すると、ハビエル・ペレス会長が就任。わずか1シーズンでセグンダ復帰を果たすと、1989年には昇格プレーオフでレアル・ベティスを2試合合計4-1で下し、28シーズンぶりのプリメーラ昇格を果たした。
1991年にはアルゼンチン人のホルヘ・バルダーノが監督に就任し、2シーズン連続で古巣レアル・マドリードの戴冠を阻止している。バルダーノ監督就任初年度となった1991-92シーズン最終節では、首位レアル・マドリードに3-2で逆転勝ちし、結果としてFCバルセロナの優勝に貢献することになった。これはテネリフェの奇跡と呼ばれ、テネリフェはかろうじて降格を回避した。1992-93シーズンも首位レアル・マドリード、2位バルセロナという状況で最終節を迎えたが、テネリフェはレアル・マドリードと対戦し、またしても2-0で勝利してバルセロナの優勝に間接的に貢献。このシーズンのテネリフェはクラブ史上最高位の5位でシーズンを終え、UEFAカップ出場権を獲得した。1993-94シーズンのUEFAカップではAJオセール(フランス)とオリンピアコスFC(ギリシャ)に勝利してベスト16となったが、3回戦でユヴェントスFC(イタリア)に2試合合計2-4で敗れた。1995年にドイツ人のユップ・ハインケス監督が就任し、1995-96シーズンは再びクラブ史上最高位(タイ)の5位となった上に、コパ・デル・レイでは準々決勝に進出。1996-97シーズンには再びUEFAカップに出場し、1回戦でマッカビ・テル・アビブFC(イスラエル)、2回戦でSSラツィオ(イタリア)、3回戦でフェイエノールト(オランダ)、準々決勝でブレンビーIF(デンマーク)を破って準決勝に進出した。ブレンビー戦セカンドレグは、ロスタイムにアントニオ・マタが決勝点となる直接フリーキックを決める、劇的な試合となった。準決勝では延長戦の末シャルケ04(ドイツ)に敗れたものの、ベスト4という快挙を成し遂げた。その後は負のスパイラルに巻き込まれ、1999年には何度もの監督交代も空しくセグンダに降格となった。
ラファエル・ベニテス監督が率いた2000-01シーズンには、最終節でウーゴ・モラレスが得点して昇格を決めた。2001年夏にベニテス監督はバレンシアCF監督に栄転し、ペペ・メルがテネリフェの新監督に就任したが、バルセロナに0-6で大敗するなどして、メル監督はシーズン途中で監督の座を追われた。かつてスペイン代表を指揮したハビエル・クレメンテ監督が就任したが、2001-02シーズン終了後には結局セグンダ降格となった。続く数シーズンは深刻な財政難に悩まされ、4000万ユーロ以上の負債を抱えた。ペレス会長の後任としてビクトル・ペレス・デ・アスカニオ会長が就任したが、アスカニオ会長も稚拙なクラブ運営のためにミゲル・コンセプシオン会長に交代した。コンセプシオン会長は地元の政治家や実業家と交渉し、クラブ系列の建設会社を設立した。セグンダでプレーした2008-09シーズンは、序盤戦こそ失点が多くて順位が安定しなかったが、年が変わる頃から守備が安定し、2009年1月から5月にかけて17戦無敗で順位を大きく上げた。ニノとアレハンドロ・アルファロのコンビで50点近くを挙げ、8シーズンぶりのプリメーラ昇格を決めた。2009-10シーズンは19位となり、バレンシア戦での敗戦後にセグンダ降格が決まった。
2010-11シーズンには3度も監督が交代し、2シーズン連続での降格となった。2011-12シーズンは実に24年ぶりのセグンダBでのプレーとなった。2012-13シーズン、カンテラ時代にテネリフェに所属していたアルバロ・セルベラを監督に据えた。セグンダBではグループ1に配属されると、序盤戦から好調を維持し、リーグ残り2節を残してセグンダB優勝を決めた。セグンダBで優勝したことで昇格プレーオフに回ったテネリフェは、プレーオフ決勝でCEルスピタレートと対戦し、第1戦を3-1、第2戦を0-1と2試合合計4-2で2シーズンぶりにセグンダへと昇格を果たした。セグンダに昇格した1シーズン目もセルベラ体制継続を発表し、見事リーグ11位で残留を決めた。2016-17シーズン、冬にクラブ初の日本人となる柴崎岳の加入や新監督であるホセ・ルイス・マルティ体制がスタートし、クラブは4位でシーズンを終えた。プリメーラ昇格プレーオフに参戦し、決勝まで進出したが、ヘタフェCFに敗北を喫し、プリメーラ挑戦は無くなった。