欧州親善試合 | 08/01 17:00 | - | テネリフェ v アルバセテ | D | 1-1 | |
欧州親善試合 | 07/31 17:00 | - | テネリフェ v FCカルタヘナ | D | 0-0 | |
欧州親善試合 | 07/28 17:00 | - | エルチェ v テネリフェ | D | 2-2 | |
スペイン セグンダ | 05/29 16:30 | 42 | [11] テネリフェ v オビエド [12] | D | 2-2 | |
スペイン セグンダ | 05/23 16:15 | 41 | [1] エスパニョール v テネリフェ [11] | D | 1-1 | |
スペイン セグンダ | 05/19 19:30 | 40 | [11] テネリフェ v マヨルカ [2] | L | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 05/16 12:00 | 39 | [20] サバデル v テネリフェ [14] | W | 0-2 | |
スペイン セグンダ | 05/07 19:00 | 38 | [13] テネリフェ v アルメリア [3] | L | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 05/01 14:00 | 37 | [7] ジローナ v テネリフェ [11] | L | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 04/25 18:30 | 36 | [13] テネリフェ v CDカステロン [17] | D | 1-1 | |
スペイン セグンダ | 04/21 17:00 | 32 | [10] ミランデス v テネリフェ [12] | D | 0-0 | |
スペイン セグンダ | 04/18 16:15 | 35 | [20] FCカルタヘナ v テネリフェ [12] | D | 0-0 | |
スペイン セグンダ | 04/09 19:00 | 34 | [13] テネリフェ v スポルティング・ヒホン [5] | W | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 04/03 12:00 | 33 | [18] UDログローニョ v テネリフェ [12] | L | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 03/31 17:00 | 32 | ミランデス v テネリフェ | - | Postponed | |
スペイン セグンダ | 03/28 19:30 | 31 | [11] テネリフェ v ラスパルマス [12] | D | 1-1 | |
スペイン セグンダ | 03/21 15:00 | 30 | [10] マラガ v テネリフェ [12] | D | 1-1 | |
スペイン セグンダ | 03/14 17:15 | 29 | [14] テネリフェ v アルバセテ [22] | W | 2-0 | |
スペイン セグンダ | 03/06 15:00 | 28 | [18] レアルサラゴサ v テネリフェ [11] | L | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 02/28 17:15 | 27 | [14] テネリフェ v アルコルコン [20] | W | 3-1 | |
スペイン セグンダ | 02/21 13:00 | 26 | [4] レガネス v テネリフェ [12] | L | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 02/13 19:30 | 25 | [14] テネリフェ v ポンフェラディーナ [7] | W | 1-0 | |
スペイン セグンダ | 02/07 17:15 | 24 | [4] ラージョ・バジェカーノ v テネリフェ [16] | W | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 01/31 19:30 | 23 | [16] テネリフェ v フエンラブラダ [14] | D | 1-1 | |
スペイン セグンダ | 01/23 17:15 | 22 | [10] ルーゴ v テネリフェ [16] | L | 2-0 | |
スペイン コパ・デル・レイ | 01/17 17:00 | 5 | テネリフェ v ビジャレアル | L | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 01/10 17:15 | 21 | [16] テネリフェ v FCカルタヘナ [18] | W | 3-0 | |
スペイン コパ・デル・レイ | 01/06 19:00 | 8 | CDカステロン v テネリフェ | W | 0-2 | |
スペイン セグンダ | 01/03 13:00 | 20 | [18] CDカステロン v テネリフェ [17] | W | 0-1 | |
スペイン セグンダ | 12/21 20:30 | 19 | [20] テネリフェ v ジローナ [8] | W | 2-0 |
CDテネリフェSAD(Club Deportivo Tenerife, S.A.D.)は、スペイン・カナリア諸島州サンタ・クルス・デ・テネリフェに本拠地を置くサッカークラブ。2023-24シーズンはセグンダ・ディビシオン(2部)に所属する。
22,948人収容のエスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスを本拠地とする。カナリア諸島のグラン・カナリア島に本拠地を置くラス・パルマスとの対戦はカナリア諸島ダービーとして知られる。
CDテネリフェが公式に設立されたのは1912年であるが、CDテネリフェの前身となったSCテネリフェ(Sporting Club Tenerife)がその10年前から存在していたとする文献もある。1928年にスペイン全国選手権(リーガ・エスパニョーラ)が設立されたが、テネリフェは地域リーグ(ディビシオネス・レヒオナレス)でのプレーを続け、セグンダ・ディビシオン(2部)に初昇格したのは1953年のことだった。
1961-62シーズンにはプリメーラ・ディビシオン(1部)に初参戦したが、すぐにセグンダに降格し、その後の27シーズンは主にセグンダに在籍。セグンダ・ディビシオンB(1978年創設、現3部相当)やテルセーラ・ディビシオン(現4部相当、1977年以前は3部相当)でもプレーした。1986年に2度目のセグンダB降格を喫すると、ハビエル・ペレス会長が就任。わずか1シーズンでセグンダ復帰を果たすと、1989年には昇格プレーオフでレアル・ベティスを2試合合計4-1で下し、28シーズンぶりのプリメーラ昇格を果たした。
1991年にはアルゼンチン人のホルヘ・バルダーノが監督に就任し、2シーズン連続で古巣レアル・マドリードの戴冠を阻止している。バルダーノ監督就任初年度となった1991-92シーズン最終節では、首位レアル・マドリードに3-2で逆転勝ちし、結果としてFCバルセロナの優勝に貢献することになった。これはテネリフェの奇跡と呼ばれ、テネリフェはかろうじて降格を回避した。1992-93シーズンも首位レアル・マドリード、2位バルセロナという状況で最終節を迎えたが、テネリフェはレアル・マドリードと対戦し、またしても2-0で勝利してバルセロナの優勝に間接的に貢献。このシーズンのテネリフェはクラブ史上最高位の5位でシーズンを終え、UEFAカップ出場権を獲得した。1993-94シーズンのUEFAカップではAJオセール(フランス)とオリンピアコスFC(ギリシャ)に勝利してベスト16となったが、3回戦でユヴェントスFC(イタリア)に2試合合計2-4で敗れた。1995年にドイツ人のユップ・ハインケス監督が就任し、1995-96シーズンは再びクラブ史上最高位(タイ)の5位となった上に、コパ・デル・レイでは準々決勝に進出。1996-97シーズンには再びUEFAカップに出場し、1回戦でマッカビ・テル・アビブFC(イスラエル)、2回戦でSSラツィオ(イタリア)、3回戦でフェイエノールト(オランダ)、準々決勝でブレンビーIF(デンマーク)を破って準決勝に進出した。ブレンビー戦セカンドレグは、ロスタイムにアントニオ・マタが決勝点となる直接フリーキックを決める、劇的な試合となった。準決勝では延長戦の末シャルケ04(ドイツ)に敗れたものの、ベスト4という快挙を成し遂げた。その後は負のスパイラルに巻き込まれ、1999年には何度もの監督交代も空しくセグンダに降格となった。
ラファエル・ベニテス監督が率いた2000-01シーズンには、最終節でウーゴ・モラレスが得点して昇格を決めた。2001年夏にベニテス監督はバレンシアCF監督に栄転し、ペペ・メルがテネリフェの新監督に就任したが、バルセロナに0-6で大敗するなどして、メル監督はシーズン途中で監督の座を追われた。かつてスペイン代表を指揮したハビエル・クレメンテ監督が就任したが、2001-02シーズン終了後には結局セグンダ降格となった。続く数シーズンは深刻な財政難に悩まされ、4000万ユーロ以上の負債を抱えた。ペレス会長の後任としてビクトル・ペレス・デ・アスカニオ会長が就任したが、アスカニオ会長も稚拙なクラブ運営のためにミゲル・コンセプシオン会長に交代した。コンセプシオン会長は地元の政治家や実業家と交渉し、クラブ系列の建設会社を設立した。セグンダでプレーした2008-09シーズンは、序盤戦こそ失点が多くて順位が安定しなかったが、年が変わる頃から守備が安定し、2009年1月から5月にかけて17戦無敗で順位を大きく上げた。ニノとアレハンドロ・アルファロのコンビで50点近くを挙げ、8シーズンぶりのプリメーラ昇格を決めた。2009-10シーズンは19位となり、バレンシア戦での敗戦後にセグンダ降格が決まった。
2010-11シーズンには3度も監督が交代し、2シーズン連続での降格となった。2011-12シーズンは実に24年ぶりのセグンダBでのプレーとなった。2012-13シーズン、カンテラ時代にテネリフェに所属していたアルバロ・セルベラを監督に据えた。セグンダBではグループ1に配属されると、序盤戦から好調を維持し、リーグ残り2節を残してセグンダB優勝を決めた。セグンダBで優勝したことで昇格プレーオフに回ったテネリフェは、プレーオフ決勝でCEルスピタレートと対戦し、第1戦を3-1、第2戦を0-1と2試合合計4-2で2シーズンぶりにセグンダへと昇格を果たした。セグンダに昇格した1シーズン目もセルベラ体制継続を発表し、見事リーグ11位で残留を決めた。2016-17シーズン、冬にクラブ初の日本人となる柴崎岳の加入や新監督であるホセ・ルイス・マルティ体制がスタートし、クラブは4位でシーズンを終えた。プリメーラ昇格プレーオフに参戦し、決勝まで進出したが、ヘタフェCFに敗北を喫し、プリメーラ挑戦は無くなった。